名前を覚えられないのは当然だった
顔はわかるんだけど、名前は思い出せない。あれこの人誰だっけなーということ。あると思うんですよね。実際ど忘れのなかでもトップ3に入るのが名前、もっと正確にいうと固有名詞がど忘れしちゃうんですよね。
なぜ固有名詞は思い出し辛いのか
普通の名刺だったら色々な言い方があるからそのうちの一つを言えばいいんですよね。スマホだったら携帯と言ったり、iphoneでも通じますよね。でも固有名詞はほかに言うことができない。替えがきかないためそれが思い出せない場合はお手上げになっちゃうんですね。
心理学ではこれを「ベイカーベイカーパラドックス」といいます。
ある人物を思い浮かべたとき、その人の容姿、趣味、職業、人柄、口癖まで思い出せるのに、名前が思い出せないということがある。
名前を忘れた時の聞き方
名刺が新しくなったのでもう一度交換してもらえませんか。
名前を聞き、いえ、苗字の方は分かっているんです。下の名前を教えてもらっていいでしょうか。と聞く
最終手段は「名前を忘れてしまったのでもう一度伺ってもいいですか」Nothing is lost for asking.「 聞くは一時の恥、聞かないは一生の恥」ともいいますからね。
名前を忘れないテク
- 名刺の裏に特徴や会話を記録
- 名刺にふりがなをつける
- 名前単体で覚えるのではなく、顔や体の特徴とセットで覚える
- 時々復習して忘れないようにする
集団の自己紹介が1日で覚えられるあるやり方
サークルや部活、クラスなどで使ってみてください。本当は10人くらいでやるのがいいけど人数が多くなっても時間がかかるだけで使える。
やり方
- 1人目が自己紹介する。
- 2人目が自己紹介したあと、その前の人たちの自己紹介を元に他の人に紹介する(つまり他己紹介をする)
- 最後の人になるまで繰り返す。
- 最後の人が終わったらみんなで全員の自己紹介をいう。
- 上記の手順内で忘れてしまった場合は質問をして再チャレンジ
例
〇〇です。あだ名はドラといいます。高校では合唱部でした。数学が得意です。よろしくお願いします。→佐藤です。あだ名はまだありません。高校ではバスケ部でした。理科が得意です。彼は〇〇でドラと呼ばれています。高校のころは合唱部に所属していて数学が得意です。→小林です・・・
というふうに自己紹介に他己紹介をはさんでいく。
こうすれば前の人の自己紹介をちゃんとおぼえないとという意識が生まれるから最後までやる頃には自己紹介の内容をちゃんと覚えておくことができる。
自己紹介ってなに言おうかなって考えてその前の自己紹介って全然聞けてないってことがあるんだよね。それも解消できるのがこのテクのいいところ。
デメリットをあげるとしたら時間がかかること。人数が多い場合は過去3人分の他己紹介というように人数を少なくするのもよいかと思います。
まとめ
名前覚えるのは大変だけど、名前間違えるのはすごく失礼ですからね。ビジネスでは神経すり減らしますよね。学校やサークルだったら名前は覚えにくいのを知っていればあだ名で呼ぶのは自然な発想だと思うんですよね。だから、友達の紹介でも、まずなんと呼べばいいですか?僕はドラと呼ばれています。とはいいますね。
名前も一度覚えてしまったらあとは楽なんでそれまで上記のことを試していただければと思います。それではドラドラ〜