「諦めること」を決める
やりたいことは山ほどある。数学、教育、心理、会計、財務、統計、英語、プログラミング、栄養学、運動、読書、etc。だけどそれ全部は到底叶えられないんだよね。睡眠で約1/3はもってかれるから16時間。このうちの約1/3は怠けるから実質10時間くらい。この時間でできることって思ってるより少ないんですよね。
何かを選ぶってことは何かを選ばない選択をしているのと同じだからね。
イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートにより提唱された「80対20の法則」またの名を「パレードの法則」
これを時間管理に応用させたのがリチャード・コッチとマルク・マンシーニ。
彼ら曰く「20%の時間に努力を注ぐことで、期待する80%の結果は得られるであろう」と。
テスト勉強でも満点目指して取り組んでいたら雲をつかむような話になっちゃうんだよね。だけど、大事な2割の勉強でいいんだと。
案外大事なところって生徒も意外によくわかっているんですよね。中3生になると出来がそんなによくない生徒も
「去年の過去問の傾向と授業内容を考えるとこれとこれとこれは似たような問題が出てくると思う。」「ここは何度も間違えるし、他の人も間違えているからちゃんと勉強している人しか取れなそう。多分満点を阻止する問題として出る可能性は高いだろうな」
みたいに過去問研究と合わせて結構的を得ているんだよね。全部をやろうとするから逆に見えてこないんだよね。全体の2割だけ勉強する。この意識だけでテストの本質が見えたりするかもよ。あとの8割は成績の2割しか影響しないのだから切り捨てると。
その分テレビを見たっていいし、得意な科目に労力を費やすのもいいと思うのだよね。
まあ慣れるまでが少し難しいかもしれないですね。中2生だとまだ聞いても何が重要かとか、どこが出そうかっていうのがわからない生徒も多いので・・・。定期テストだと小手先のテクニックで「ここテストに出そうなんですけどやっていてもなんかしっくりこないので説明お願いできますか」と聞いてみたり。塾に通っているのなら多分出そうなところを教えてもらえると思うからそれを参考にしてみるとかですね。
何かを諦めるって選択は何かを得る選択をしているってことだからね
恐れず積極的に行ってみてくださいな。
それではこのへんでドラドラ〜