試験直後の反動を避けたいときに見る
センター試験2日間お疲れ様でした。今日くらいはのんびりしてもいいかもしれませんね。えっテスト失敗して休んでるどころではない?いいですねその勢いですよ!まだ本命の2次試験が残ってますからね。
まず、試験終わったらなぜ普段よりも疲れてしまうのか。その原因を究明していこう。
- 慣れないことをする
- 長丁場
- 一つの区切り
以上の3点が主な原因ではないでしょうか。試験は普段とは違う緊張感の中でやりますからね。体がうまく順応しないのでしょう。
あと試験後に気を付けたいのは反動でやる気が起きなくなったり、ついついやらなくてもいいようなことをしてしまう。心理学では頑張ったり、よいことをした反動で、自分を甘やかしたくなる現象のことをモラルライセンシングという。
実はこれ習慣的な行動になっているんですね。どういうことかというと、試験や模試のときのことを考えて欲しいんだけど、
色々な生徒やデータを集めてみても
「定期試験や模試直後は塾をサボりやすくなる」
直感的にもわかりますよね。部活があって精神的にも肉体的にも勉強できる状態では無い。
どうですか?心当たりありませんか?
疲れている時は人は考えずに行動できる習慣的な行動をするので、対策を講じなければならない。それを踏まえた上で対策を考えてみよう。次の実験が参考になる。
香港科技大学とシカゴ大学では次のような研究を行いました。自分が誘惑に負けなかったときのことを学生に思い出してもらったところ、モラル・ライセンシング効果による反動で、そのあと70%の学生が自分を甘やかす行動を取りました。 しかし、学生たちに「なぜ誘惑に負けなかったのか」という理由をたずねたあとは、69%が誘惑に負けませんでした。
図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室ケリー・マクゴニガル監修
この実験から人は「なぜ」を考えるとモラル・ライセンシング効果を軽減できることがわかります。
自分はなんのために勉強してきたのだろう?
①そうかいい大学に入って今までバカにしてきた人たちを見返すためだった。
②そうだ、最先端の設備の揃ってるあの大学で勉強したいんだった
と、考えられればしめたもの。とりあえずためていたドラマやyoutube一気読みをしようという気持ちが薄れ、勉強に手を付けれる可能性はかなり高くなると思います。
本当に疲れている時も、自分はなぜ勉強しているのか?これを考えていただけたらと思います。
ひとまずお疲れ様でした。それではドラドラ〜