1分野縛りの勉強法
色んな勉強一気にやるとなかなか進まないし、勉強嫌になっちゃう。そんな時は1教科、もっと言えば1分野に絞ってみたらっていうお話です。
1分野の専門家になろう
色々なことをつまみ食いしてほどほどにできるようにするのも1つの手だとは思うけど、やっぱり一つの芯は欲しい。数学の試験を例にとると、1つの大問の中で(1)〜(3)まである模試でどの分野も
(2)までしか解けていない人と、
中には(1)も解けていないけど、(3)まで完答している人
同じ点数だったらどっちが数学力あると思うかって話ですよ。大問はやっぱり最後まで解いてなんぼだと思うのね。バランスタイプってようは秀でているものがないってことだからね。
範囲を狭める
理科が好きじゃないとしても早とちりしない。理科には化学、物理、生物、地学の4つに分かれるから、化学や物理が嫌いでも生物は好きというのはあったりする。
自然との暮らしの中で昆虫に興味を持っている子は生き物の分野は詳しいし歴史のマンガを読んで戦国時代の歴史が好きな人もいたりする。
いわゆる5教科の理科や社会自体は得意とか好きだと思ってないとしても、範囲を狭めてあげれば興味を持てる部分、自分がよく知っているところが見つかるものである。
人に教えられる「ちょっと詳しい人」になろう
先生みたいにしっかり教えることは難しい。けれどある程度人よりできるということは難しいものではありません。数学は苦手でも図形問題は得意かもしれません。特に数学という学問は苦手な人が多いので、どの分野でもできるだけで需要はあります。
それに素人に近い人の方が、自分がまだ理解していなかった、初心者の頃の経験を土台に教えることができるのでなんでもできてしまう人よりもわかりやすいし、教わる方も身近な存在なので話が耳に入りやすいはずです。
あと、誰かに話をすると勉強した内容の定着率が高まります。人に教えるためにはより深く理解していないといけないですし、そのために必死になって学ぶ意識が強まるのです。話してみて「あれ、もしかしてここの理解曖昧かも」というふうに気づいたりすることもあります。
普通の勉強ではしなくても音読や身振り手振りを使って話すので脳への刺激も多くなります。
さらに他人が理解につまづいているところは要所だったり、テストでも問われやすいところです。解説ノートを作って解説した内容を書き込んでテスト後に見直してみると似たような問題がたくさん出ていることに驚くと思いますよ。記録をとっておかないとこういうものの重要性に気づくことができませんからね。
他分野に伝染する
数学得意な人は物理も得意になる。物理は数学と
化学も計算問題なら解けるんよ。そうやって点数が伸びていくと、暗記の方もやってみようと思えるんですよね。そうやって数学と理科が得意になると、今度は他教科も勉強意欲が湧いてくるんだよね。
数学や理科ができてくると、良い高校や大学目指そうと思えてくるんですよ。そうなったら英語や国語も自然と勉強するようになるんですよね。それにはまず自分の興味をそそったり、できるという感覚を与えてくれる1分野があるからなんだと思います。
最後に
あなたがほかの人には負けないと思う、もしきは興味をそそる分野はなんですか。一見ないと思っても範囲を狭めれば、見つかるかもしれません。そして見つけたらそれをまず集中的にやってみたらどうでしょうか。小さいところから始めたものが大きいものに変わるかもしれませんよ。
それではこのへんでドラドラ〜