ドラコーラス

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算数ができる子になるママの育て術

子供たちは受験で算数の勉強は大事だと感じているものの、勉強はいやいやながらしているものだと思います。

もし算数が試験に関係なかったら、実生活に役に立たないので勉強したくないと自身が子供の頃に思っていた親御さんも多いかと思います。

 

私も小学生だった頃は学校の先生に「算数は、嫌だけどやらないといけないもの」って教えられましたし。今思えばこういう間違ったことを教える先生の存在も算数嫌いが増えちゃう原因なんじゃないかと思ってしまいます。

 

授業をみても、算数は公式や解法の暗記、問題を早く正確に解くための技術を習得させることに力を注いでいて、そのため数字の有効性を子供に十分伝えきれていないのが現状です。

 

このブログの読者のママたちは子育ての意識が高い人たちだと思いますので、生活の中に数を取り入れて慣れさせていただけたらと思います。

 

子供は2〜4歳に達すると少しずつ数に興味がわいてきます。いきなり計算ドリルや百ます計算などを使って強制的に数に触れさせようとするのではなく、遊びやお手伝いを通して数に親しむようにするのです。

 

数学の教師になった木下先生にどうして数学に興味を持ったのか質問したらこう答えが返ってきました。

「幼い頃から親に自然に数字を使う習慣を身につけさせられていた」と。

 

具体的には食事やお菓子を分けるのは親ではなく子供の役割だったです。

 

たとえば食事の準備をしているとき、お手伝いとしてケーキにのせるイチゴの数は彼の担当でした。その際、親から「一人何個ずつ配れば同じ数になる?」「6等分したかったらあと何個必要?」などとさりげなく質問をされていたそうです。

 

最初は少ない数で、割り切れる数から始まり、徐々にレベルを高くし割り切れないときもあったとのこと。

 

その他にも買い物を一緒に行って、「お菓子とジュースを1本ずつ買ったらいくらになる?」「千円だすといくらお釣りがもらえる?」など。数に触れさせる機会はいっぱい眠っているんですね。

 

こうしたママたちの小さな積み重ねが子供達を算数嫌いから算数好きに変えていくんだと思います。日常会話の中で電話番号やカレンダー、時計など身近にある数に触れていくことは今からでも簡単にできますね。

 

それではこのへんでドラドラ〜